文章プロデューサー大竹ひろこです。文章ひとつで人生上向き!
お客さんとのセッションで、
「否定文を肯定文に変える」
ということを行いました。
今日は上記についてお伝えしますね。
例えば、
「頻繁には会えません」という言葉。
これを肯定文に変えると、
例えば「たまになら会えます」という風に言い換えられますね。
これはひとつの回答ではありますが、他にも様々な表現ができます。
「節目には会えます」などと言えるかもしれない。
「否定文を肯定文に変える」時のポイントは、「先に、動詞を真逆の意味に変える」ことです。
会えません → 会えます
頻繁には会えません → 節目には会えます
まず動詞を肯定形に変えて、それから頭につける言葉を考えます。
「その日は予約が取れません」
取れません → 取れます(まず肯定形に変える)
その日は予約が取れません
→ この日なら予約が取れます
「そんなこと私にはできません」
できません → できます(まず肯定形に変える)
そんなこと私にはできません
→ これなら私にもできます
動詞が変わってしまうと、直前に来る言葉を変えなければ文自体がおかしくなるのです。
その日は予約が取れません
その日は予約が取れます ←嘘になっちゃう
そんなこと私にはできません
そんなこと私にもできます ←日本語としておかしい
なので、辻褄を合わせなければならない。
その日は予約が取れません → この日なら予約が取れます
そんなこと私にはできません → これなら私にもできます
ということです。
なぜこんなことをわざわざするのか?
それには訳があります。
例えば上記の例でいくと、
頻繁には会えない
その日は予約が取れません
そんなこと私にはできません
これを読んでどう思いますか?
もしあなたがこう言われたらどう思いますか?
「どうして?」
となりませんか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190306/16/tsuyuhime/50/47/j/o7360491214367332670.jpg?caw=800)
私ならこんな顔になりそう。
人は「否定文」で言われても、納得できないのです。
理由が知りたくなる。
否定するということは、
「何か理由があってそうするはず」
そう感じるのですよね。
だから「否定文」で伝える時には、理由が必要になってくる。
一方、
これが「肯定文」に変わると、
節目には会えます
この日なら予約が取れます
これなら私にもできます
「そうですか!」と納得できますよね。
だから次の話題に移ることもできるのです。
自分が何かを話した時、相手が納得してくれないことってありませんか?
そんな時のあなたはもしかしたら、理由も言わずに否定文で話しているかもしれませんよ。
否定文を肯定文に変える。
慣れると簡単にできますので、
ぜひやってみてください。
なんだって、
「できない」より「できる」方が楽しいですから!