文章プロデューサー大竹ひろこです。2018年に書いた記事を再アップ。
私は横浜市内にある友人の事務所に来ています。
その友人とは、カメラマンのやまだじゅりあです。
彼女はクラウドファンディングをしようとしています。
キャンプ好きのためのキャンプ絡みの何か。
大義名分はそういうことで、内容を聞いてみると、なんだか面白そうだし楽しそう。
きっと奴のことだから、すぐに動き出してすぐにお知らせもするのだろうなと思うわけです。
「何かをしたい!」
「何かをしよう!」
そう思いついた時、あなたはどうしますか?
「どうするって何ですか?」
そう思ったあなた!
もしかしたらあなたは、何かをしようと思いついても、すぐに行動をしないタイプではありませんか?
思いつくだけ。それで終わる。そういう人は多くいますね。
私、思うんです。
それはそれでいいんですよ。だって目的は達成しているから。
「何かをしたい!」
「何かをしよう!」
そう思いつくことが目的だったり、思いついたことを人に伝えて、「すごいね!」と言われることが目的だったり。
案外人って、そういうことを目的にするのではないかと思うんですよ。
「何かをしたい!」
「何かをしよう!」
そう思いつく自分がすごいのであって、思いついたことを人が褒めてくれるのが嬉しいのであるから、その後「それ、ホントにやったの?」という質問は愚問であるわけです。
さっきじゅりあと、このことについて話していたんですよ。
「ああいうのやってすごいですねって言われるけど、みんなもやったらいいのにね」
「みんな思いついてもやらないよね〜」
私もそう思っていたのですが、よくよく考えてみると、そもそも目的が私とは違うんですよね。
私は何かを思いついたら、それをやりたい!と思います。
だからやる。やれるように、何か行動を起こす。
私は「それをやる」ことが目的なんですよね。ただそれだけのこと。
ちょっと話はそれますが、
サッカーの本田圭佑選手が、インタビューで「きよきよしい」という発言をしたそうですね。
私、思ったんです。なるほどな、と。
サッカーで立身出世して、巨万の富を築き上げた人ならば、漢字をどう読もうがそんなことは些末なことだなと。
むしろ「すがすがしい」という言葉を、今の時代、一体どれだけの人が発しているかなと。
「ああ〜!すがすがしい青空だ〜!」なんて言葉、最近耳にしましたか?(言うときもあるけれどw)
それよりも「きよきよしい」という表現の方が、妙に今っぽいなと感じたのです。
言葉は変わっていきますから、きっとこの言葉は数年後、辞書に載っちゃったりするかもしれないわけです。
「清々しい:すがすがしい、きよきよしい」なんつってね。
まとめると、今の世の中、その人が何に興味を持っているか、その人が何を目標に生きているか。
そういうことが重要なのであって、それを他人がどういう言う時代ではないのだと。
私のお客さんにも多いのですが、まだまだ同業者の目を気にする人が多いですね。
でもちょっとまって。同業者だから何なの?
あなたとあの人は違うでしょ?
要は、
「自分は何をしたいのか?」
「自分は何を目的にこれをしているのか?」
それを、明確に、明確に、明確に。
把握することが大切なのではないでしょうか。
それを把握して「コレ!」と決めたなら、それが達成できるまで行動すればいいだけのこと。
カンタンなことですね。
なんていうか、やっぱり結局は「自分」というか、他人より自分のことを信じるべきというか。
そういうことだと思うんですよ。
あなたはどう思いますか?