文章プロデューサー大竹ひろこです。
「うまく書けない」と悩む人に、私は「見たままを書く」ということをオススメしています。
それは今に始まったことではなく、何年も前からそうなのです。
なぜなら、
「見たままを書く」をすれば、
「楽しく書けるようになる」から。
「見たままを書く」
これをすると、こちらの意図が相手に伝わります。
こちらの気持ちなど書かなくとも、ちゃんと相手にそれが伝わる。
ふとこのことを思い出し、絵を描いてみました。
上はクッションの柄
下は私が描いた絵
下は私が描いた絵
並べてみるといろいろ違いはあるものの、なんとなく同じ感じにはなっているかなと。
ちなみにご覧の通り、私は、絵は不得意です。 だけど、クッションの柄をパッと見て、それをそのまま紙の上に描写するのは面白かった。 A4用紙に青いペンで描きました。何も考えずに5分程度でしょうか。大した時間じゃありません。
何が言いたいかというと、
この絵を見ただけで、多少なりとも「私という人間」が出ている、ということ。
- 「絵は不得意でも、なんとなく似せて描くことはできる人なんだな」
- 「思い立ったらすぐやる人なんだな」
- 「青いペンで描く人なんだな」
- 「絵を描く時、深く考えないんだな」
などなど。
あなたはもっと違うことを感じたかもしれませんね。
これなんです。 これぞ、個性。
個性は持って生まれたものなので、あえて演出する必要はないのです。
何も考えずにただ行動したことが、そのままあなたという人間を映し出す。
文章も同じです。 あなたが体験したことを、深く考えずにそのまま書くこと。
文章の構成なんてどうでもいい。
誤字脱字は後で直せばいい。
対象物を見て絵を描くように、自分の体験を文章にするだけ。
変な小細工は相手にバレます。
小細工なしの、一本勝負。
それこそが、「あなた」という人を表す方法であり、人の興味を引く方法でもあるのです。