「副業」「起業」「独立」迷って悩んでお困りのあなたへ

文章プロデューサー大竹ひろこです。文章ひとつで人生上向き!

「副業」が当たり前の時代になりましたね。

「副業してるんだ」

「え?会社員なのに副業なんてしていいの?」

こんな会話はもうすぐ日本から消えることでしょう。

私が副業を始めたのは、2013年10月のこと。会社員をしながら文章の先生として文章講座を開催することを決めました。しかしこれには会社の許可が必要。たしか会社の規約には「副業禁止。ただし社長の許可がある場合はこの限りではない」というようなことが書いてあったのです。当時の社長に相談しました。すると「がんばりなよ」とあっさり許可。なんかものすごく簡単に許可されちゃって拍子抜けしたのを覚えています。

あれから5年が経ちました。2016年7月からは独立して、会社に所属することなく個人事業主として働いています。独立したのは成り行きでしたが、今思えば副業を始めて3年目に独立したことになります。

副業時代に全国各地で文章講座を開催しました。泊まりで行くこともありましたので、会社には有給休暇の申請をしょっちゅうしていました。年間40日の有給休暇を毎年半分ほど消化するペース。副業のことは公言していたからか、「え?休むの?」と同僚や上司に咎められることはほとんどありませんでした。思えばいい会社でした。すごく働きやすかった。

副業を始めてから会社での働き方が変わりました。毎日ブログを書くようになったので、残業がきつくなってきたのです。当時の勤務時間は10−19時。そもそも終わりの時間が遅いのに、私が所属する部署ではなぜか毎日19時から会議がありました。侃々諤々、上司とやり合い、同僚ともめ、終わるのは21時や22時。そこから当時住んでいた千葉県市川市まで帰るのですから、自宅に到着するのは23時や0時近くになるのです。朝は早めに出勤したかったので7時には自宅を出ます。寝る時間は5時間程度しかありません。あの頃は疲れていたなあ。毎日ヘロヘロでした。

千葉県市川市から東京都大田区にある流通センターまでは電車とバスを乗り継いで1時間半以上かかります。それがもう嫌になり、大田区蒲田に引っ越しました。蒲田の自宅から会社までは電車とバスでたったの30分。楽になりました。自転車でも行けます。歩けば50分かかりますが、たまに徒歩で通ったりもしました。気持ちいい朝の空気の中、風を切って走る自転車。疲れるけれど体を動かす実感ができる50分のウォーキング。この頃は会社員を楽しんでいましたね。自分を楽にすることをいろいろ考え始めたからです。

その一つが、出勤時刻を早めること。副業を始めると会社以外の場所で多くの人と出会うのです。面白そうなイベントもたくさん耳に入ってくる。そういうのには参加したいじゃないですか。だけど19時に仕事が終わるのでは夜のイベントに遅刻してしまう。それが嫌で、「8−17時」という勤務時間の提案を社長にしました。返ってきた答えは、「同じ勤務時間を希望するアルバイトを10名以上集める」という条件付きの許可でした。

私は社長の意向や会社のお知らせを全社に一斉送信する係もしていたので、条件に合う人を募集してみました。するとあっさり10名集まり、私の要求は通りました。10時出勤の時代から朝は8時くらいまでには出勤していたので、私としては「ただ単に早く帰れる」というような感じでしたね。17時ぴったりに「じゃ!お先!」と言って帰る私に何か言う人はいませんでした。かといって私と同じように帰る人もおらず、みんな残業が好きなんだなーと思っていました。

こうして私は「8−17時」という勤務時間を手に入れました。夜は副業で知り合った人たちと飲みに行ったりイベントに参加したり、それこそ自分の文章講座を夜開催したり、誰かのセミナーに参加したりと楽しい時間が増えていきました。

副業の恩恵は計り知れません。5年前、あのまま会社員だけしていたら、こんなに楽しい毎日が手に入ったか?かなり疑問です。会社員が悪いわけではありませんが、今思うと会社員だけしていた時代の自分は視野が狭かった。自分で自分の商品を作ることもなかったし、その商品を自分で売るということもしていなかった。だけど会社員時代にしていたことは自営業でも大いに役立つのです。

だから私は会社員の他に自分で何か仕事をするという「副業」はすごく良いと思います。会社員での仕事は副業に役立つし、副業での体験は会社員での仕事に猛烈に役に立つのです。これは私の体験ですが、副業を始めると考え方がガラリと変わります。知らない情報がどんどん入ってきて、「そんな職業がこの世にあるんだ!」という人とも出会えます。男も女も関係なくて、人を「人」として見ることもできるようになる気がします。そしてどちらかというと、今のこのSNS時代では、個人事業主は女性の方がやりやすいのでは?なんてことも思います。会社だと男性の方が……ね?

それともう一つ大きな変化。それは「大きなお金を自分のために使う」という体験をしたことです。私には人生の師匠がいます。彼との出会いは全く偶然でしたが、今の私を形作る土台となることを教えてくれたのは師匠です。その師匠のセミナーを長期に渡って受講する事に対し、私は50万円以上のお金を使いました。そんな大金を自分のために使うことはそれまで全くありませんでしたが、支払いをすることに対しての躊躇は全くなかったのです。「さて、どうやって払おうか?」そっちは考えましたけども。今思えばたった50万円であれほどのことを学べたのですから、超絶お得だったとしか言いようがないです。あの時学んだことを活かして働き、私は今その何十倍もの収入を得ています。自分への投資はすごく楽しい。そんなことも学びました。

ここまで、私の「副業」に関する見解を述べてみました。

いかがでしたでしょうか。

私は実に運良く、自分に合う師匠とめぐりあうことができました。出会ったのは、特に副業を始めたいとも独立したいとも思っていない時期でした。それが今やこんな風に「文章プロデューサー」として独立して生きている。すごいことですよね。他人が自分に与える影響の大きさを感じます。ちなみに5年前、師匠が私に授けてくれた肩書は「ありがとう文章ライター」でした。今でもこの言葉は好きです。その後肩書はいくつか変わっていきましたが、いつになってもこれが私の原点です。

こんな風に何がなんだかわからず教わったことを活かして何事かをしていって、気付けば独立していた、という私のような人は少ないかもしれません。どちらかといえば「独立したい!」「自分でこういう仕事がしたい!」そう感じて副業を始めたり、独立したりすることが多いのでしょう。

だけどそんな時、「私は本当にこれでいいんだろうか?」「私は本当にこれがしたいのだろうか?」と悩んだり、はたまた「これとこれをやりたいけど、2つ同時になんてできるの?」だとか、「自分で何かを始めたいけど何をしていいかわからない」と考え込んでしまったり。人は迷ったり悩んだりする生き物。迷うのも悩むのも当然のこと。私みたいに信じた人の話をあっさり信じて「そうですか、やってみます」とやれば楽ですけどね。そこまで自分、もしくは教わる相手を信じられない時もあることでしょう。

そんな時は私に相談してみてください。これまで800名以上の方のお悩みを聞いてきました。「うまく書けない」と悩む人が多く私のところに来られますが、結局のところ、根本原因はそこではないんですよ。もっともっと深いところ、そもそもその人の人生が大きく関わっていることがほとんど。「文章=人生」というのが私の持論です。それはここから来ています。

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