「このジェンダーレスの時代にお前は何を言っているんだ?」と言われるかもしれません。
「医学博士でもないのに何言ってるんだ?」そう言われるかもしれません。
たとえそう言われようが!知ったこっちゃないよ!
遺伝子的に、決定的に、体験として「ちがう」と私が思うのだから、しょうがない。
今日はそんなお話です。
私は「二択」で考えるのが好きです。
例えば、「男」という生き物と、「女」という生き物がいる。
この二つの決定的な違い、私が思う決定的な違いについて書きます。
ここでいう「男と女」は、私と彼という男女の話が元になっています。
せまい世界の話ですが、これが他の人にも案外共通するということが判明したので、書くことにしました。
例えば。
彼は、スーパーで買い物をした後、買ったものを袋に入れることができません。
重いカゴを持って台に置いたら、袋を持ったまま突っ立っています。
「どうしたの?」
そう聞くと、「どうやって入れればいいかわからない」
そう答えるのです。
実際何度かやってみても決定的に下手くそで、ものが袋に入りきらなかったり、それ以前に「やって〜」と諦めたりします。
女の私からすると、
「これの何が難しいのか?」
そうとしか思えませんが、彼の袋詰めが下手すぎで、「彼的には難しいんだな」ということだけは理解しました。
先日、ダウンジャケットを洗った際、袖の部分をよく洗おうとしてファスナーを開けたら、閉めるときに布をかんでしまったのです。
ファスナーを進めることも戻すこともできなくなり、そのまま干しました。
乾いてから彼に、これをどうにかしてほしいとお願いすると、ものの数秒で元に戻してくれました。
魔法のように直した後、「こうしてこうやるんだよ」と教えてくれましたが、実は私もそのやり方でやってみてはいたのです。なのに私には直せなかった。
こういう違いです!私が言いたいのは!
さらに、家の中の仕事の話となると……
彼は料理をしてくれる。私が後片付けをする。
私は掃除と洗濯をし、洗濯物を干してたたんでしまうところまでします。この分野で彼は何もしない。
猫に餌をやるのは二人ともしますが、猫とよく遊ぶのは彼。私は抱っこしてなでて一緒に寝るだけ。
ゴミをまとめるのは私。外に出しに行くのは彼。
彼は寝る前にベッドを整えますが、起きた後の整えはしません。私がやります。
私は車を買って乗るだけで、(私は無免許だから)彼が運転をしてくれます。
こうして並べてみると、「やり始め」は彼がやり、「後片付け」が私がしていますね。
男女の差はここにある気がします。
こういう違いを一つ一つ認めていくことで、「これは私がやり、ここは彼がやる」と決める。
そうすれば、
「スーパーで袋詰めをしてくれない!」とキレることはなくなりますね。
だって、できないんだから!理由はわからないけど、彼にはできないんだから!
あっちからすれば、工具を使ったり何かを直したりすることなんて屁でもないのに、私にはそれができないんだから。
男女っておもしろい。
できることとできないことが真逆ですもんね。
ちなみに、先日行った【パーフェクト文章塾】オンラインでこの話をしたところ、塾生とその旦那さんとの比較が、私と彼の比較に類似していました。
ホント「違い」って楽しい!
こうして自分と他人を比較して、細かく細かく「できる・できない」を認めていく。
それがコミュニケーションの第一歩です。