すでにあるものをうまく使い、「楽しく生きる」をコンセプトに 文章に関する仕事をしている大竹ひろこです。
私はいわゆるコンサルタントの仕事もしているので、「こういう時どうしたらいいですか?」という質問をよくされます。
「こういう時どうしたらいいか?」という質問の裏には、「今こういう問題があるからそれを解決したい!」という気持ちが隠されています。
しかし、問題がない状態の人もいます。
「今の課題は何ですか?」
そう尋ねても、悩みや課題はないと言う。
おかしいですよね。
何かしらの相談をするべき相手に、「課題がない」と言うなんて。
他にも多いのが、
「自分が何をしたいかわからない」という悩み。
私には理解できないのですが、
「何をしたいかわからない」なんてこと、あります?
じゃああなたは今、何を食べたいかもわからず何も食べずにいるんですか?
と問いたくなる。
「何をしたいかわからない」という人の特徴は、「何かをしなければならない」と思っている点です。
さらに言えば、
日常生活、衣食住に関わる欲求と、それ以外の欲求をわけている節がある。
いやいや、同じじゃん。
欲求に区別も何もないですよ。
で、結局何が言いたいかというと、
「何をしたいかわからない」という人は、今幸せなのだということです。
だって「これがしたい!」という強い思いがないんだから、満足しているわけですよ。
満足=幸せ、でよろしいですよね?
だから安心してください。
「何がしたいかわからない」
自分がそういう状態にある時は、もう幸せなんですよ。
それに気付くと、人生は楽しくなるし、
今の自分に何も問いかけず放っておけば、そのうち欲求は芽生えます。
「何がしたいかわからない」
そんな時は、「私は今幸せなんだ!」とのんびり構えて、楽しく今の生活を続けましょう!