知らぬ間に「うんちく野郎」になっていないか?

文章プロデューサー大竹ひろこです。

人生変えたきゃ文章を変えろ〜!

ということで……

あなたは知らぬ間に、

「うんちく野郎」になってはいまいか?

という問いかけを、今日はしてみたい。

ウヨウヨいますよ、「うんちく野郎」

ちょこちょこ見ますよ、「うんちく野郎」

「野郎」だからって、男性だけじゃないですよ。

女性だって多くいます。

私には謎で謎で仕方ないのですが、

なぜかみな「うんちくを語る」のが好きですよね。

うんちく=薀蓄

うんちく【蘊蓄】
十分研究を積んでたくわえた、学問・技芸上の深い知識

三省堂『新明解国語辞典 第七版』より

だそうですよ。

おそらくですけど、みんな「知識を蓄えること」が好きなんでしょうね。

そして蓄えた知識をどうするかというと、

自分のために使うのではなく、

行動するために使うのではなく、

「他人に披露するために」使うのでしょうね。

結果、「うんちく野郎」の誕生!

文章プロデューサー大竹ひろこは、うんちく文章が大嫌いです。

なぜなら、文章が説教臭いから。

とにかく「うざい」の一言。

「お前に言われたくない」その一言に尽きる。

私がいいなあと思う人たちはみな、うんちくなど書きません。

書いたとしてもそこには必ず、「体験談」を伴っているし、辞書の意味通り、長年の研究と深い知識を「披露する」目的ではなく、知恵として書いている。

もしもあなたが、

「自分が書いた文章が説教臭くなるなんて嫌だ!」

そう思うのなら。

今すぐ「知識を披露する」ことをやめましょう。

そもそも知識なんてものは、知恵に変えてナンボです。

知恵を使って行動する、そうして自分がほしい未来を作る。

知識はそのために存在する、

私はそう考えます。

もう一度問います。

あなたは「うんちく野郎」になっていませんか?

もしも「ギクッ」としたならば、

知識とともに「体験談」を書いてください。

それだけで「うんちく」は、

誰かの役に立つ、素敵な文章になることでしょう。