文章プロデューサー大竹ひろこです。
こういう商売をしていると、どこかからどなたかが私を見つけてくれて、いろんなお話を持ちかけてくださいます。
私を見つけてくれて、お声をかけてくれること自体は、ものすご〜く嬉しいです。
だって私は、私を必要としている人に見つけてもらうために、いろんな行動をしているから。
いろんなお話が来る中で、仕事仲間に「こういうのどう思う?」と聞いてみて、反応がよければ話を聞くようにしています。
だけど……。
たいていのプレゼンが、「相手の自己紹介」から始まるんですよ。
「いやいや、私が興味あるのはあなたではなくて、あなたがおすすめするサービスなんですよ」
と言わせてくれる間もなく、べらべらしゃべり始めるんですよね。
わかりますよ、わかります。
「私のこと、誰だかわからないまま話なんて聞けないですよね?」ということでしょう?
だけどそれって、私にとっては逆なんですよね。
誰だっていいけど、面白い内容なら食いつくわけですよ。
あーもう。
つまんないプレゼンを聞かされることほどつまんないことないわ!
と思ってしまいますね。
私が運営する協会のホームページにも、いろーんなご提案がくるんですけどね。
たいていが「私はこういうもので私はこういうことをしていて」ばっかり。
私のメリットはどこにあるんだ?
まずそこを言え!
と思いますよね。
プレゼンって、
相手のメリットを伝えてナンボだと思うのですけど、いかがですか?
お互い知らない者同士で、
メリットが「お互いに」ない状態で、誰が話を引き受けるんですか?
と思うんですよね。
ということでまとめますと、
下手くそなプレゼンは、話し手の自己紹介から始まる
(しかもくそ長い)
私は絶対やらないぞ〜
私は相手のメリットから話します。