そもそもあなたはなぜ、その文章を書いているのですか?
なぜ自分が書いた文章を、人に読んでもらいたいのですか?
何時間もかけて書いたその文章、一体誰に届けたいのですか?
上記の質問すべてに答えられるなら、この先を読む必要はありません。
もしも答えられないなら、ぜひ最後までお読みくださいね。
もう一度お聞きします。
そもそもあなたはなぜ、その文章を書いているのですか?
この質問にさっと答えられるなら、あなたにはきっと一本の軸がしっかり備わっていることでしょう。
なんでもそうですが、人は目的がないと動けません。
動けるけれど、その行動にむやみやたらと時間がかかります。
例えば、
「大根を買いに行こう」
この目的があればあなたは、まっすぐスーパーの野菜コーナーへと足を運び、大根を手にレジへ向かうことでしょう。
だけど、
「なんか買いたいな~」
こういう気持ちで街をふらつけば、ただいたずらに時は過ぎ、結局何も買わずに帰ったり、いらぬものを買って後悔したりするものです。
何事も、目的ありき。
でなければ動くことができないし、動けても無駄に時間がかかるのです。
では次の質問です。
なぜ自分が書いた文章を、人に読んでもらいたいのですか?
何かを書くということは、誰かに読んでもらいたいわけですよね。
なぜ、読んでもらいたいのですか?
この質問にさっと答えられるなら、あなたは書くことに無駄な時間を使っていないはず。
最後にこの質問です。
何時間もかけて書いたその文章、一体誰に届けたいのですか?
これについて考える時、見知った誰かの顔が浮かぶなら何も心配はいりません。
そのまま書き続けることをオススメします。
素晴らしいことですから。
「うまく書けない」
そう悩む人が陥りやすい罠。
それは「スキルに走る」ということ。
「どう書けばいいか?」
これにフォーカスしてしまうのです。
ちょっと待ってください。
「どう書けばいいか?」
これは、文章が書ける人の課題です。
そもそもうまく書き出せないのに、どう書くもクソもありません。
書くことがない、書き出すのに時間がかかる、
何を書けばいいかわからない、誰に向けて書けばいいの?
そんな風に悩むあなたは、
まず冒頭の3つの質問をクリアする必要があります。
「どう書けばいいか」を考えるのはそれからです。
いかがですか?
下記の質問をあなたはクリアしていますか?
1.そもそもあなたはなぜ、その文章を書いているのですか?
2.なぜ自分が書いた文章を、人に読んでもらいたいのですか?
3.何時間もかけて書いたその文章、一体誰に届けたいのですか?
答えられるようになれば、もう書くことは怖くないはず。
むしろ、楽しくて仕方ない状態になるのです。