変容と変化、言葉の意味の違い

2018年秋頃、仲良くしていた女性クリエイターがいました。

「その服はどこで買ったの?」

彼女はいつも、思わずそう尋ねてしまいたくなるデザインの服を着て、ニコニコ笑っていました。


飲んでいる時、彼女がこんなことを言いました。


「いつも変容してるんです」


たしかそんなような表現だったと思います。

私はその「変容」という言葉が、すごく気に入りました。


【変容】とは
全体の様子がすっかり変わること。また、変えること。

※第七版『新明解国語辞典』より


「変容」という言葉は、

「変化」とは意味が異なります。


【変化】とは
時間的・空間的な推移によって物事の性質や状態などに違いが現れること。

※第七版『新明解国語辞典』より


「変容」という言葉の方が、「すぐにできる」感じがしませんか?


例えば、

髪型を変える、洋服を変える、化粧を変える。

上記全てを変えたならば、それはもう完全に「変容」ですよね。

見た目もそうだし、内面もそう。


例えば、

ある講座に参加したら、これまでの概念が覆された。

そんな人の雰囲気はきっと、セミナー参加前とは「変容」していることでしょう。

まず見た目を変えることで、内面も変わると私は考えます。

内面から変えるのは困難な場合でも、外見を変えることは簡単です。

だから私はよく髪型を変えるし、服装を変えます。

自分を「変容」させることで、心に「変化」をもたらすのです。


いかがですか?


「変わりたい」そう思うなら。

まずは「変容」から始めませんか?