何かを「断る」という行為は、なかなかしにくいものですよね。
今回はその「お断り」の文章の書き方を、こっそりあなたにだけ伝授します。
「お断り」の文章の書き方には、オススメの方法が2つあります。
- はっきり断る
- 「お断り」を「お伺い」にすり替える
今日お伝えするのは一つ目の方。
最近SNSでよくある、何かのお誘い。行きたくもないのに断れず、無理に参加して疲弊していませんか?
行きたくないなら、はっきりお断りしましょう。
「参加しませんか?」 →「参加しないです」
「興味ありますか?」 →「興味はありません」
私はこんな風に、関係値のない人からのお誘いは取りつく島もないほどはっきりと断ります。
ここまではっきり書くのはちょっと、というなら
「参加しませんか?」 →「あいにく参加できないのです」
「興味ありますか?」 →「恐れ入りますが、特に興味はないのです」
このくらいソフトに書いてもいいですね。
ソフトな表現にしたいなら、「あいにく」「恐れ入りますが」「恐縮ですが」というクッション用語をつけましょう。
いいんですよ、断っても。先方はこちらにお伺いを立てているのですから。
関係値がない人や、嫌いな人から誘われた時は、きっぱりはっきり断りましょう。
その際、注意するべきことがあります。これ、重要です。メモしてください。
お断りする時、あやまらないことです。
悪いことをしたなら謝罪の言葉は必要ですが、単なるお誘いを断る時に、あやまる必要はありません。
よくいますよ、あやまる人。
クッション用語と謝罪文をごっちゃにしている人がいます。
「申し訳ないのですが、参加できないのです」
↑ これ、NGです。
別に申し訳なくもなんともないですよね、本心は。
よく勘違いされますが、誘った側からすると、断り文句とともに「ごめんなさい」などと言われる方が凹みます。
それともう一つ、注意点。
お断りする時、もう二度と誘ってほしくないなら、「次回はぜひ」などと言わないこと。
これも多いです。「またの機会にお願いします」「今度はぜひ」「今回は参加できませんが、次回は検討します」
相手のことを慮って書いているのでしょうけど、そんなことを書いたらまた誘われます。
思ってもいないことは書かない。これが基本です。